東日本大震災の発生から9月11日で13年半です。
岩手県釜石市の海岸では11日、警察などによる行方不明者の捜索が行われました。
11日の捜索は釜石市の真白区内海岸で行われ、はじめに釜石警察署の警察官など18人が震災の犠牲者に黙とうを捧げました。
この後警察官たちは熊手などを使って砂利や流木をかき分けながら行方不明者の手がかりを丁寧に探していました。
中には震災当時小学2年生で陸前高田市出身の警察官も参加していて、行方不明者の家族を思いながら作業にあたっていました。
釜石警察署釜石駅前交番 淺沼大将巡査(陸前高田市出身)
「震災からかなり時間がたってしまったんですけど、何かしら手がかりを見つけて行方不明者の方のご家族に、何かしらお返しできるようにと思い活動しました」
県によりますと、震災による行方不明者は8月末時点で県全体で1107人、釜石市内では152人となっていて、釜石署では今後も捜索活動を続けいていく方針です。
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