父親に暴行を加え死亡させたとされる被告の男は、起訴内容を認めた。
傷害致死の罪に問われているのは、福島県新地町の無職・山木秀芳被告(39)。
起訴状によると、山木被告は2023年10月、新地町の自宅で当時69歳の父親に暴行を加え、肋骨の骨折による呼吸不全で死亡させたとされている。
福島地方裁判所で開かれた裁判員裁判の初公判で、山木被告は「間違いは全くありません」と起訴内容を認めた。
冒頭陳述で検察側は、山木被告が父親から暴言を受けたことをきっかけに犯行に及んだことを明らかにした。
一方、弁護側は「被告が患っている統合失調症の影響などを考慮してほしい」と情状酌量を求めた。
判決は9月20日に言い渡される。
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