JR貨物が、車両部品の組み立て作業でデータを改ざんしていた問題で、国土交通省は、不正があったJR貨物の全国3カ所の車両所に特別保安監査を行いました。

JR貨物の北海道、川崎、広島の車両所では、貨物列車の車輪に軸を通す作業で基準を上回る圧力で取り付けていて、データを改ざんしていました。

不正があったのは機関車4両、貨車560両の合わせて564両に上り、車軸が故障する恐れがあります。

7月にJR新山口駅で起きた貨物列車の脱線事故をきっかけに不正が発覚し、この事故車両の輪軸もデータが改ざんされていました。

国交省は関係者から話を聞くなどして、不正の実態を調べる方針です。

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