燃料デブリの試験的取り出しで、9月11日、ロボットが格納容器に入る見通しだ。

福島第一原子力発電所2号機では、10日燃料デブリの試験的取り出しに着手し、11日にロボットが格納容器に入る計画だ。

東京電力によると、11日午前6時半ごろからロボットを押し込む5本のパイプのうち2本目の接続を行っていて、これまでにトラブルなどの情報は入っていないということ。
廃炉の最難関といわれる燃料デブリの取り出しは、当初の計画から約3年遅れたうえ、8月にはミスで作業が開始できず、約3週間中断されていた。

今後、ロボットが燃料デブリに到達するまで約1週間、3グラム以下のデブリを採取して戻るまでにさらに1週間ほどかかる計画。

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