天皇皇后両陛下は石川県の穴水町を訪れ、2カ月連続で能登半島地震の被災者を見舞われた。
両陛下は12日昼前、特別機のエンジントラブルにより、予定より約1時間遅れで能登空港に到着された。
両陛下の能登入りは2カ月連続で、自衛隊のヘリコプターで奥能登地域の穴水町を訪問された。
3月の輪島市と珠洲市へのお見舞い同様、両陛下は現地の交通への影響を考慮し、マイクロバスで移動し多くの建物が倒壊した商店街を視察された。
その後、近くの避難所に足を運び、1人1人の話にじっと耳を傾け、「どちらにいらっしゃったんですか」「大変でいらっしゃいましたね」などと声をかけられた。
また、被災者の治療にあたってきた医師らに感染症の状況などを尋ね「ご自身は被災は?」などと気遣われた。
さらに、16人が亡くなった土砂崩れの現場を見渡し、犠牲者に黙祷を捧げられた。
両陛下は能登町もお見舞いし、今夜帰京される。
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