書家でタレントの矢野きよ実さんが10日、名古屋市熱田区で講演し、心の声を聴くことの大切さについて語りました。

 矢野さんは東日本大震災直後から被災地に入り、書を通じて子供たちと交流したエピソードなどを披露しました。

矢野きよ実さん:
「『立派な父ちゃん書いたね』って言ったら『うん。でも波で流された』って言いました」

 書の授業を矢野さんは長年続けていて、10日は愛知県内の児童養護施設の、子供たちの書から読み取れる心の声についても説明をしました。

 講演は、犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支える民間のボランティア、保護司の団体と更生保護女性会の合同の研修会として開かれました。

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