市役所の金庫から現金約20万円を盗んだとして岩手県八幡平市の男性職員が9月9日付けで懲戒免職となりました。
男性職員は金の使い道についてギャンブルに使ったことを明かしています。
懲戒免職処分となったのは八幡平市の主事級の20代の男性職員です。
市によりますと、この男性職員は2024年6月の休日などに別の職員が机に保管していた鍵を使い、所属していた課に置かれていた金庫の中から3回にわたって現金を盗みました。
盗まれた金額は合わせて19万6500円で、一部は市民が窓口で払った金でした。
2024年6月に金庫から金が無くなっていることが判明、市が警察に相談をしていたところ男性職員が自ら名乗り出たということです。
市の聞き取りに対し男性職員は「競艇に使った」と述べ、9日辞令が交付された際には「ギャンブル依存症になり追い詰められていた」と明かしたということです。
男性職員は既に全額を弁済しています。
職員の懲戒処分を受け佐々木孝弘市長は「職員一丸となって信頼回復に全力を尽くしてまいります」とコメントしています。
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