京都市伏見区で、小学生などの通学路にある危険な空き家の、行政代執行による取り壊しが始まりました。

【京都市住宅政策課 田村郁夫 空き家対策担当課長】「それではただいまから、行政代執行を実施し、本件建築物の除却工事に着手します」

京都市による取り壊し作業が始まったのは、伏見区東柳町にある空き家です。

この空き家の目の前の道路は、通学路になっていて、4年前、近隣住民から「瓦屋根が落ちそうで怖い」と市に対し複数の連絡があったということです。

これまで、市は持ち主に対し、修繕を呼びかけていましたが、対応されることはなく、ことし7月までに命じた撤去にも応じないことから、行政代執行に踏み切りました。

作業は10月上旬まで続く予定で、税金で負担したおよそ500万円の費用は、持ち主に請求するということです。

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