勤務していた診療所から患者の医療情報を抜き取り、転職先に不正に提供した疑いで看護師の女が逮捕されました。

個人情報保護法違反などの疑いで逮捕されたのは、看護師の中西敬子容疑者(52)です。

中西容疑者は、2022年5月、勤務していた京都市右京区の診療所から患者89人の情報を抜き取り、転職先の診療所のパソコンにデータを移して、不正に提供した疑いがもたれています。

警察によると、持ち出された情報は患者の氏名や疾患名などが含まれていたということです。

調べに対し、中西容疑者は「自分の利益を図るためではない」と容疑を一部否認しています。

警察は、中西容疑者が患者を引き抜いて転職を有利にしようとした可能性もあるとみて捜査しています。

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