闘犬としても知られるピットブル1頭が、群馬県邑楽町の駅近くの住宅から逃げ出したことがわかった。ピットブルを巡っては、逃げ出したり、人をかみケガをさせる事例が全国で相次いでいる。

警察によると、9日午前10時半過ぎ、群馬県の邑楽町の東部鉄道・篠塚駅近くの住宅で、飼育されていたアメリカ原産の犬、ピットブル1頭が首輪とリードを残しいたまま行方がわからなくなっていると届け出があった。

行方不明になっているのは、生後10カ月の黒色のオスで、高さ70センチ、体長1メートル、重さは30キロあり大型だという。警察が現場付近を捜索しているという。

ピットブルは闘犬としても知られ、茨城県では必ず檻の中での飼育が義務づけられている特定犬に指定されている。

ピットブルをめぐっては2023年6月、香川県観音寺市で、自宅で飼育されていた2匹が路上に逃げ出し、飼い主の男性と、近所に住む女性が手や足を咬まれてケガをした。

また2024年4月には、栃木市内でピットブルが散歩中の別の犬に襲いかかり、襲われた犬の飼い主の女性をはじめ近くにいた男女4人が咬まれ軽傷を負った。

茨城県では檻の中での飼育が義務づけられる特定犬に指定されている。

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