長崎市の中心部で9日朝、集合住宅などを焼く火事があり現在も消火活動が続けられています。

出火当時　建物にいた3人が病院に搬送されました。

KTN記者
「長崎市油屋町の火災現場です。建物からは煙が上がり周辺は焦げた臭いがしています」

火事があったのは、長崎市油屋町の「崇福寺」電停付近の集合住宅です。

消防などによりますと、9日朝6時40分ごろ集合住宅の住民から「建物の3階が燃えている」と通報がありました。

火は隣接する建物にも燃え広がり、約3時間半後にほぼ消し止められましたが、現在も消火活動が続けられています。

集合住宅は木造3階建てで、出火当時4世帯6人がいましたが、全員逃げ出したり救助されたりしました。

そのうち80代の女性が意識不明の重体で、60代の男性と10歳の男の子が軽傷で市内の病院に搬送されました。
　
現場の近くの飲食店店主
「私たちも起こされてここに来た。来た時には燃えていた」「うちの店の3階からボンボンという音がしたと近くの人が言っていた」

現場は、長崎市の中心部で住宅や商店が密集するエリアです。

警察と消防が火事の詳しい原因などを調べています。

鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。