対ゲリラ作戦などを想定した陸上自衛隊とフランス陸軍の共同訓練が8日から王城寺原演習場で始まりました。

記者リポート
「自衛隊とフランス軍の実戦を見据えた訓練がきょうから行われます。日本国内での演習としては今回が初めてです」

この訓練はゲリラや特殊部隊に対処する戦術技量の向上とフランス陸軍との関係強化を目的に行われ、8日は王城寺原演習場で開始式が開かれました。共同訓練には陸上自衛隊とフランス陸軍の合わせて150人が参加し、市街地を想定した戦闘訓練や実弾を使った射撃演習などを予定しています。

陸上自衛隊 第39普通科連隊長 萱沼文洋1等陸佐
「作戦の実効性を向上するのみならず、抑止力を大きく強める効果がある」

在日フランス大使館 ジェローム・シャルドン海軍大佐
「この演習は日仏陸軍間の協力の発展における重要な一里塚である」

共同訓練は王城寺原演習場と岩手県の岩手山演習場で今月20日まで行われます。

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