北アルプス北穂高岳で兵庫県加西市の64歳男性が滑落して負傷して、長野県の消防防災ヘリに救助されました。
警察によりますと、男性は9月6日、単独で南岳から北穂高岳に向け縦走中に北穂高岳大キレット付近(標高約2800メートル)で約50メートル滑落してけがをしました。
午前11時頃、本人から救助要請があり、午後1時過ぎ、消防防災ヘリが男性を救助し、病院に搬送しました。
男性は全身打撲と左手親指の骨折で重傷です。
現場は切り立った岩場の続く、北アルプスの難所の一つです。
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