山口市湯田温泉の西側の温泉街入り口に設置されている「おいでませ山口 歓迎湯田温泉」と書かれた大型看板が、今年度内にも撤去されることが決まった。20年以上にわたって観光客を出迎えてきたが、老朽化により撤去される。管理する県は、看板に代わる新たなPR方法として、リアルタイムに情報を伝えられる電子看板の設置を検討する。
県によると、大型看板は温泉街へつながる県道をまたいで設置されており、高さ7・4メートル、幅12メートル。2023年に看板を点検した際、多くの部品が老朽化していると判明し、今年度内にも撤去することを決めた。ただちに倒れるなどの危険性は低いという。
県観光プロモーション推進室は「安心安全を最優先して撤去を決めた。県をPRするため、さまざまな方法を検討する」としている。【福原英信】
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