崖の下に見えたのは、ひっくり返ったワンボックスカー。
乗っていたのは、母親と幼い2人の子どもだった。

事故が起きたのは、熊本・宇土市の国道57号線。
21日午前10時半ごろ、親子3人が乗ったワンボックスカーが、道路から約10メートル下の岩場に転落した。

崖の手前にあった壁は、車が突っ込んだため崩れてしまっている。

この事故で、運転していた母親が意識不明の重体で病院に運ばれたが、その後、死亡が確認された。

車には、4歳の女の子と2歳の男の子も乗っていた。
いずれも、顔などを強く打って重傷。

現場は当時、路面がぬれていたということで、スリップしたか、ハンドル操作を誤った可能性もあるとみて、警察が原因を調べている。

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