自宅の寝室に火をつけようとしたとして、北海道当別町に住む無職の男(34)が逮捕されました。

 男は8月10日午前11時ごろからの約20分間に、当別町春日町にある自宅の寝室に火をつけようとした現住建造物等放火未遂の疑いが持たれています。

 警察によりますと、男は両親と3人暮らしで、両親は当時、不在。男は1階の窓から侵入し、寝室に火を放ち、その場から立ち去ったとみられています。

 男がどのような道具を使って火を放ったかはわかっていません。

 事件が発生した時間帯に「不審者が入っていった。家から煙がでている」と付近の住民が110番通報。火は駆け付けた住民で消し止められました。

 8月14日、男の行方追っていた警察が札幌市内の商業施設内で発見。職務質問すると、男がバッグの中から刃物を取り出したため、その場で取り押さえ、銃刀法違反で現行犯逮捕しました。

 その後の調べで、男が自宅の寝室に火を放ったことも認めたため、警察は9月4日、放火未遂の疑いで逮捕しました。

 調べに男は「両親と私が住んでいるところに放火した」と供述しています。

 警察は動機や経緯をくわしく調べを進めています。

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