北九州都市高速道路の料金収受員の男性(64)が今年7月から8月にかけて、通行料金約5万9000円を着服していたことがわかり、懲戒解雇されました。
福岡北九州高速道路公社によりますと、料金収受員の男性は今年7月から8月にかけて北九州都市高速道路の横代料金所など6つの料金所で、客から受け取った122台分の通行料金計5万9020円を着服しました。
複数の日で、自動計測装置で記録された料金所の通過台数と領収書の発行枚数の不自然な差が確認されたため調べたところ、すべてこの男性収受員が担当していたことがわかりました。
調査に対し男性収受員は7日間にわたり着服したことを認め「生活費の足しにした」と話しているということです。
男性は9月2日付で懲戒解雇されました。
すでに全額が弁済されているということです。
福岡北九州高速道路公社は、料金所内の録画画像の抜き打ち検査を強化するなど再発防止に取り組むとしています。
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