犯罪収益をマネーロンダリングしていたグループが摘発された事件で、組織のナンバー3の男が再逮捕されました。

自称・会社役員の池田隆雅容疑者(38)は、実態のないペーパーカンパニーを設立し、その口座に入金された違法なオンラインカジノ「DORA麻雀」の賭け金およそ7000円を他の資金と混ぜて別の口座に送金した疑いなどがもたれています。

■「旅券返納命令が出ていたし、帰らなあかんと思ったので帰ってきました」

警察によると、池田容疑者がナンバー3とみられる「リバトングループ」は、傘下におよそ500のペーパーカンパニーがあり、4000以上の法人口座を管理してマネーロンダリングを繰り返していたということです。

この事件ではグループトップの石川宗太郎被告(35)ら15人が逮捕されていて、池田容疑者は2日、シンガポールから日本に帰国したところを逮捕されていました。

警察は池田容疑者の認否を明らかにしていませんが「旅券返納命令が出ていたし、帰らなあかんと思ったので帰ってきました」などと話しているということです。

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