兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを調べる県職員へのアンケートで、未集計となっていた約2000人のうち、パワハラを見聞きした人が5割を超えたことが分かりました。

斎藤知事のパワハラなどの疑惑を告発する文書の、内容の真偽を調べる百条委員会は県の全職員を対象にアンケートを行い、8月までに約7割から回答がありました。

関係者によりますと、中間報告以降に集計した約2000人のうち、「パワハラを実際に目撃、または人づてに聞いた」と答えた職員が5割を超えたことが新たに分かりました。

これで回答者全体の42%にあたる2802人が「パワハラを見聞きした」と回答したことになります。

自由記述には斎藤知事が「『俺は知事だぞ』と激怒した」「『腹立つわ』と繰り返した」などの証言もあり、今後、百条委員会で調査される見通しです。

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