環境省西表野生生物保護センターは3日までに、西表島で国の特別天然記念物カンムリワシ1羽が交通事故で死んだと公式サイトで発表した。8月28日に島民から「カンムリワシが道路上で死んでいる」と同センターに通報があり、職員が死骸と道路上に散らばった羽根を確認した。

 同センターによると、若い個体だった。現場はカーブが続く坂道で、見通しが悪い。この付近ではイリオモテヤマネコも頻繁に目撃されている。

 同センターは、島内を運転する際は時速40キロ(集落内などは30キロ)を守り、安全運転するよう呼びかけている。

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