愛媛県内の4つの市で2日と3日、特殊詐欺の前触れの電話があわせて7件確認されました。警察は今年で15回目の被害アラートを3日から1週間出し、注意を呼びかけています。
特殊詐欺の前触れの電話は、西条市で3件、宇和島市で2件、松山市と八幡浜市でそれぞれ1件確認されました。
警察によりますと、今回は市役所やNTTの職員、総務省などを装い、「電話が使えなくなる」「保険料の払い戻しがある」などとウソを言っています。電話を受けたのは50~80代の女性で全員固定電話でした。
また総務省を装う電話の多くが自動ガイダンス。「電話が使えなくなる」となどと不安をあおり、ガイダンスに従うとオペレーターや警察などを名乗る犯人につながり特殊詐欺に発展する恐れがあるとしています。
警察は3日から10日まで愛媛県に特殊詐欺被害アラートを発令。警察を装い犯人がSNSで連絡を求め、警察手帳のようなものを見せつけるケースが確認されていて、警察が職務上、SNSのアカウントの交換やビデオ通話を求めることはないと注意を呼びかけています。
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