工事現場から仮設の道路がわりに敷き並べる敷鉄板20枚(時価合計340万円相当)を盗んだとして、58歳の男が窃盗の疑いで逮捕されました。

 逮捕されたのは北海道倶知安町に住む会社員の男(58)です。

 男は7月5日夕方から8日朝までの間、余市町内の新築工事現場から、縦約1.5メートル、横約6メートルの敷鉄板20枚(時価340万円相当)を盗んだ疑いが持たれています。

 警察によりますと、男は北海道新幹線の工事現場で作業員として働いていて、倶知安町にある会社の宿舎に住んでいました。

 男は自身の勤める工事現場に停めてあった大型トラックにショベルカーを乗せ、余市町の工事現場を訪れてショベルカーを使って鉄板を盗んだということです。

 8日に工事現場に来た社員が警察に通報。通報から約2ヶ月後に男は逮捕されました。

 警察の調べに男は「余市町の工事現場にひいてあった鉄板を盗んだのは間違いありません」と容疑を認めています。

 換金目的とみられていて、鉄板は盗んですぐに売り払ったとみられています。

 余市町や周辺の工事現場では同様の窃盗被害が複数起きていて、警察は関連を調べるとともに、共犯者の有無なども調べています。

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