3日朝、中国でバスが生徒らの列に突っ込み、少なくとも11人が死亡する事故が起きた。現場を捉えた映像は撮影者の「こんな人が多いところに大きなバスがつっこんできた」という声など、事故の緊迫さを伝えていた。
スクールバスが登校中の生徒らの列に…
地元警察によると、現地時間の3日午前7時半前、中国東部・山東省の中学校付近でスクールバスが登校中の生徒らの列に突っ込み、中学生5人を含む11人が死亡した。
この記事の画像(15枚)事故直後に撮影された映像には、緊迫の様子が映し出されていた。
映像の音声:
こんなに人が多いところに大きなバスが突っ込んできた。
救助される女性の近くには、ひき倒されたとみられるバイクが映っていた。
映像内の男性の声:
緊急救助の電話かけた?
早く来て!
バスのすぐ近くには、複数人の生徒たちが血まみれの状態で倒れ、数人が応急手当てをする姿があった。
周辺にはと泣き声が響き、「どうしよう、わが子よ」といった悲痛の声も聞こえる。
その後、事故を起こしたと思われるスクールバスはレッカーで運ばれていった。
地元警察によると、スクールバスが交差点でコントロールを失い、道路側にいる登校中の中学生と保護者らに突っ込んだとみられる。
この事故により、生徒5人と保護者6人、合わせて11人が死亡。1人が重体となった他、12人が負傷した。
2日に新学期が始まったばかりの生徒らを襲った悲惨な事故。地元警察当局はスクールバスの運転手を拘束し、現在、事故原因を調べている。
(「イット!」 9月3日放送より)
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