西日本高速道路(NEXCO西日本)九州支社=福岡市博多区で、吉川雄策撮影

 台風10号による土砂崩れの発生で通行止めとなっていた大分自動車道湯布院インターチェンジ(IC)―日出ジャンクション(JCT)間について、西日本高速道路(ネクスコ西日本)は3日夕、上下線の通行止めを解除した。

 大分道由布岳パーキングエリア(PA)付近で土砂崩れが起きて本線にも土砂が流れ込み、湯布院と日出を結ぶ約16・3キロが通行止めとなっていた。その後、ネクスコ西日本が土砂を撤去し、下りは全線、上りは1車線のみを通行可能にした。上り線のPAやスマートICは復旧が必要なため、当面使えない。

 また、東九州自動車道臼杵―津久見の両IC間の上下線も道路付近の斜面崩壊で通行止めとなったが、同社によると、復旧のめどは立っていないという。今後、専門家を交えた検討委員会で復旧方法などを協議するとしている。【李英浩】

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