和歌山県内の閑静な住宅街に自転車に乗って現れ、かごのようなものを置いて立ち去る男の姿が捉えられていました。

ゴミの不法投棄かと思いきや、よく見ると、かごの中からネコが出てきました。

男が捨てていったのは、1歳にも満たない子ネコだったのです。

ネコを保護した人:
動物を移動できるキャリーケースが、ふたが壊れた状態で置かれていて。周辺を見渡したら、おそらく入ってたであろうネコちゃんがいて…。

暗闇の中、悲しげに響き渡る子ネコの鳴き声。

捨てられたことに戸惑っているのか、しばらくの間、辺りをウロウロ。

ネコを保護した人:
たまたま友人がネコ飼っていたので、ちょっと相談してなんとか保護できる状況にしてもらえたんで。

発見当時、子ネコにおびえた様子は見られず、近づくと、すぐにすり寄ってきたといいます。

ネコを保護した人:
ネコちゃんは元気そうでした。ただちょっと(毛が)はげてる部分もあったので、もしかしたらダニとかのアレルギーかもしれないって。

撮影者は子ネコを動物病院で診てもらうと、その後、知人に引き渡したといいます。

ネコを保護した人:
許せないですね。生き物を遺棄する行為は本当になくなってほしいです。

現在は子ネコの飼い主を募集していて、見つかり次第、譲渡する予定だということです。

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