九州を横断した台風10号は暮らしに身近な野菜の価格にも影響を及ぼしています。

2日、福岡市中央区の青果店を訪ねてみると…。

◆ディレクター
「いつもであれば、この辺りまで果物や野菜が並んでいるのですが、きょう(2日)は全体的に少なめとなっています」

台風の影響で8月30日に青果市場が休業となったため、野菜はネギやニラをはじめ、全体的に品薄の状態が翌31日から続いているといいます。

◆かいぶつくん 薬院店 篠原加代子 店長
「半分も入っていないですね。3分の1とか、そのぐらいだと思います。中に盛り台があるんですけど、何も盛るものがなくてガラガラの状態になっています」

通常15ケースほど入荷する白ネギは、2日は2ケースで、価格も前週は213円でしたが、257円に値上がり。

さらにダイコンは、20ケース入荷のはずが5ケースのみで、321円が410円に値上がりしています。

◆利用客
「少ない。料理しにくいかな」

◆利用客
「(商品が)ないですよね、どこも。弁当を買ったほうが早いかな。ネギとか高いですもんね、買いたいけど。だから、切ったものを買ったりしている」

さらに…。

◆かいぶつくん 薬院店 篠原加代子 店長
「冷蔵庫はこちらになります。もうすっからかんの状態になっています」

商品を保管する冷蔵庫も、昼過ぎには空っぽに。

在庫ギリギリの状態で、営業を続けています。

今年は猛暑に加え、台風にも襲われた日本列島。

価格高騰や品薄は9月の1週目は続きそうだということです。

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