9月1日の「防災の日」にちなみ、福岡市役所には水だけでできる非常食や赤ちゃんのお尻ふき、水のいらないボディソープとシャンプーなどさまざまな防災用品が展示されています。

8年前の熊本地震の避難所でも活躍したという災害用トイレ。

凝固剤で排せつ物を固め、熱で袋を密封します。

強度もしっかりとした段ボール製ベッドは災害時に、国や協定を結んだ企業から搬入されることになっています。

福岡市では9月1日~7日を「備蓄促進ウィーク」と定め、各地で防災意識の向上を図っています。

◆記者リポート
「福岡市のホームセンターでは市の備蓄促進ウィークに合わせて、防災用品の特設コーナーを設置しています」

Q.特に売れているものは?
◆担当者
「やはりこの防災バッグ。あとは家具の転倒防止の伸縮棒、こちらが大変売れている。前の宮崎の地震の後かなり売れて1回ほとんどなくなったが、また新しく入ってきて、それもどんどん減っている」

この店ではここ数年、防災品のニーズが高まっているということで、2日も段ボール製の簡易トイレが売り切れていたほか、先日福岡を襲った台風10号の影響もあり、非常食も在庫が少なくなっていました。

◆福岡市 地域防災課 小川末男課長
「まずは備えが大事。普段買われる食料などを少し多めに買っていただいて、消費して補充していくという『ローリングストック』という方法もある。各家庭で工夫してもらえたら」

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