青森県七戸町で2020年、知人男性を除雪機でひき殺害したとして、殺人などの罪に問われた住所不定、無職、大橋一輝被告(37)の裁判員裁判論告求刑公判が22日、青森地裁(蔵本匡成裁判長)であり、検察側は懲役30年を求刑した。

大橋被告は今年2月の初公判で殺人罪について「現場にいなかった」と述べ、無罪を主張していた。

起訴状などによると、20年12月23日、七戸町の親族宅の敷地内で、事故に見せかけて、雪の上にうつぶせにさせた土木会社臨時社員、工藤勝則さん=当時(64)=の背中に重さ約414キロの除雪機で乗り上げ、呼吸不全による低酸素脳症にさせ殺害したとしている。

また同年9月にも工藤さんを殺害しようとしたとして、殺人未遂罪でも起訴されている。

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