関西学院大学のアメリカンフットボール部に所属する選手5人が、大麻を含む可能性が高い製品を使用したなどとして、日本アメリカンフットボール協会が処分したことが分かりました。

【関西学院大学アメフト部】「深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした」

日本アメリカンフットボール協会によると、関西学院大学のアメフト部に所属する5人の選手が、20歳以下の日本代表としてカナダに遠征した際、重大な規律違反を行ったということです。

このうち1人の選手は、大麻を含む製品とみられるものを使用したとして、協会は、日本代表に選抜される資格を、無期限停止とする処分を言い渡しました。

一方、関西学院大学は、5人に対し尿検査を行いましたが、陰性判定が出たということです。

さらに、毛髪検査を受けるよう求めましたが、うち1人は検査を拒否しているということです。

【関西学院大学アメリカンフットボール部・池埜聡部長】「(毛髪検査を)受検しないという行為は、日本代表選手として許されるものではない。それを根拠に、無期限活動停止の処分を続けている」

大学側は、現時点で協会と見解の相違があるとしていて、協会側に処分について、詳しい説明を求めています。

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