今年3月、廿日市市の宮島でフェリーが座礁した事故で国の運輸安全委員会は、原因について「風で流されていることに気づかなかった」とする報告書を公表しました。
この事故は今年3月、JR西日本宮島フェリーの「ななうら丸」が、廿日市市の宮島にある厳島神社からおよそ280メートルの浅瀬で座礁したものです。
報告書によりますと「ななうら丸」は他の船の動きに気を取られ、風に流されていることに気づかなかったうえ、目視やレーダーで船の位置を確認しなかったことが原因であると指摘しました。
再発防止策として、事故が発生した海域への侵入を禁止することなどを運航会社の乗組員に周知したということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。