県内では29日夜のはじめごろ、佐賀県へ最接近した台風10号により5人がけがをしました。強い風の影響で建物や農作物などにも被害が出ています。
県によりますと台風10号により県内では4人が軽傷、1人が重傷となっていて、このうち、みやき町では外を歩いていた90代の女性が風にあおられて転倒し、顔に軽いけがをしたということです。
一方、強風の影響で建物にも被害が出ています。
佐賀市の佐賀空港では場内のフェンスの一部が滑走路の反対側に倒れたということです。この被害によるけが人はいません。
また、佐賀市川副町では29日午後3時ごろ、牛舎が燃える火事があり約750平方メートルの木造平屋建ての牛舎が半焼しました。
付近には切れた電線が垂れ下がっていて台風の影響で火事になったとみられています。
農作物では、みやき町や神埼市の大豆のほ場で一部倒伏や浸水がみられているほか、伊万里市などでナシの落果が確認されています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。