高円宮妃久子さまは、8月29日、千葉県の幕張メッセで行われた「JAPAN DIYHOMECENTER SHOW 2024」の開会式に出席されました。

このイベントは、DIY=専門家でない人たちが自分で作ったり修繕するためのアイテムを展示する総合見本市で、1978年に第一回目が開催されてから大阪などでの開催を含め60回目という節目を迎えました。

久子さまは、2004年以来このイベントの名誉総裁を務められています。

開会式で、久子さまは能登半島地震での被災者に対してお見舞いの気持ちを示した上で、災害時のホームセンターの重要性を述べられ「近年、国内各地にて自然災害が多発しており、被災からの復旧復興の必要不可欠な資材の提供など、ホームセンターが果たす社会的役割は一層大きくなって参りました。地域に寄り添い国民生活の安心安全の実現を目指す生活インフラ機能を有するホームセンターの貢献が期待されていると言って過言ではないでしょう。」と話されました。

開会式後には、出店ブースを見て回られた久子さま。新潟県の三条市が出している「三条鍛冶道場」のブースで切り出し小刀に植物の籐を巻き付ける体験をされました。

「むつかしそう」「こうするんですね」などと奮闘しましたが、つるに傷が付いてしまい、最後は指導してくれた職人さんが籐をまきつける様子をじっとご覧になられました。

それでも、できあがった切り出し小刀を持ち、「祖母に竹細工は習ったことがあります」などとご自身のDIY経験を笑顔で話されていました。

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