2024年度の都道府県ごとの最低賃金の額が出そろい、全国平均は時給1055円と初めて1050円を超えました。各都道府県が審議した結果、全国平均で51円引き上げ、時給1055円となりました。

厚労省の審議会が7月に示していた、全国平均を1054円とする目安を1円上回りました。

物価高などを背景に、27の地域で国側が示した引き上げの目安額である50円を上回りました。

最低賃金の最高額は東京都の1163円で、最低額は秋田県の951円となり、時給800円台は解消されました。

また、徳島県では2023年より84円増加の980円となり、異例の大幅引き上げとなりました。

引き上げ後の額は10月以降、順次適用されます。

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