28日夕方、広島市で台風に備えて作業をしていた男性がビルの足場で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警察は男性が作業中に感電した可能性が高いとみて調べています。

28日午後5時半ごろ広島市西区己斐本町のビルで「男性が足場の上で動かなくなった」と消防に通報がありました。
広島市佐伯区のアルバイト作業員、亀井祐希さん(28)が足場で倒れていて、市内の病院に搬送されましたが、およそ3時間後に死亡しました。

消防や警察によりますと、ビルの周囲には足場が組まれていて、亀井さんは台風10号の接近に備え、足場の固定や高圧線カバーの確認作業に当たっていたということです。

警察は、亀井さんが何らかの原因で感電した可能性が高いとみて、一緒に作業していた人から話を聞くなどして詳しい状況を調べています。

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