非常に強い台風10号は29日以降、九州に上陸する見込みです。
鹿児島・指宿市から広瀬修一キャスターが中継で、現地の状況をお伝えします。
薩摩半島の一番東側の指宿市、風が非常に強く感じられる場所です。
横殴りの雨となっています。
風と雨、共に時間を経るたびに徐々に、そして大きく強くなっています。
駅前にはヤシの木が3本ありますが、左から右に風を浴びているのがわかります。
東側に600メートルほど行くと鹿児島湾という立地になっていますが、東側の風を受けて右側へ西側へと大きく木の幹を揺らしている様子です。
JR指宿枕崎線は、28日・29日の列車は運休となりました。
指宿駅は中に人は入れません。
駅前にはあらかじめ台風によって倒れてしまう前に、横にしてある立て看板があります。
自転車置き場には、もう1台も自転車は立っていません。
残すことなく完全に風の影響を受けている様子が分かりますし、そして店舗などもシャッターが下りています。
のぼりの土台となる重しを置くなどの対策が広くしてあります。
店も土のうが置かれていて、開いている店もほとんどありません。
扉にテープが貼られている様子も確認できます。
駅前の車の通りなどを見ると、やはり車社会なので車の通りは多いですが、車のシルエットなどは見えるかなという視界ではあるんですが、遠目になると視界も悪くなっている様子になっています。
――台風が近づいている状況なので雨風ともに、これから強まる可能性も?
ここに着いてから徐々に強くなっていまして、ピークはまだこのあとということです。
この段階の雨風で強いので、さらに強まるということで表に出る人はほとんどいません。
買い物もほとんどの人が済ませている状況になっています。
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