今後の転機について気象予報士の浅田麻実さんの解説です。

【浅田 気象予報士】
28日も急な雷雨にご注意ください。

午前11時50分の時点では、近畿各地で大体晴れているものの、大気の状態が不安定なんですね。

晴れていたとしても、突然の雷雨には注意が必要です。

その影響も台風10号によるものです。

■近畿地方に近づいてくるのは30日金曜日から31日土曜日ごろ

台風の進路を見ていただくと、動きがかなり遅くて、近畿地方に近づいてくるのは30日金曜日から31日土曜日ごろにかけてとなりそうです。

その後も動きは遅いままでして、9月1日日曜日も、もしかすると週明け9月2日月曜日にかけても、近畿地方で台風の影響が長引くかもしれません。

■台風が近づいてくる前からも雷雨に注意が必要

そして台風が近づいてくる前からも雷雨に注意が必要です。

というのも、今この時間(28日午前11時45分頃)、台風本体の雨雲は九州南部に広がり始めているんですが、この台風の周りを回って近畿地方にも、雷の元となる、暖かく湿った空気が流れ込んでいるからなんです。

今の時間(28日午前11時45分頃)の様子を見ていただいても、近畿の南部を中心に局地的に中部の方でも雨が強まっているところがあります。

この後も晴れていたとしても、近畿各地で急な激しい雷雨にご注意ください。

■天気の急変に気をつけて

28日は午後も薄日のさすところもありますが、各地でお天気が変わりやすくなっています。

山沿い、市街地ともに天気の急変に気をつけてください。

最高気温は27日と同じかやや低い所もありますが、それでも35度前後で湿気が多く、蒸し暑くなりそうです。

■30日金曜日、31日土曜日は大荒れに

週間予報です。

9月1日日曜日ごろまでは、急な雨に気をつけてください。

特に30日金曜日、31日土曜日のタイミングでは大荒れとなりそうです。

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