台風5号が岩手県内を通過してから半月。
三陸鉄道は8月27日時点も一部の区間でバスによる代行輸送が続いています。
復旧には数カ月かかる見通しです。
27日朝の宮古駅前で通学する学生などが乗車しているのは、三陸鉄道の代行輸送バスです。
列車の運転が見合わせとなっている宮古駅と田老駅の間で8月13日から運行されています。
8月12日、県内を通過した台風5号の大雨で川が増水した影響で、三陸鉄道の佐羽根~田老間では線路の路肩が崩れ列車が運行できなくなりました。
工事用の重機を搬入するには仮設の道路を新たに作らなければならず、復旧までには数カ月かかる見込みです。
三陸鉄道によると、バスの代行輸送にはひと月約650万円がかかり、保険などでは賄いきれないといいます。
兵庫県からの観光客
「(三陸鉄道に)乗るために(来た)。早く元に戻ってくれるとありがたい」
石川義晃社長は「ご不便をかけ申し訳ありません。できるだけ早く復旧できるよう取り組みます」とコメントしています。
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