非常に強い台風10号の接近に伴い愛媛県西条市の養殖業者も8月27日、育てている水産物や養殖に使っている設備を避難させる作業に追われています。
西条市の中山川河口の燧灘。杉本慎吾さんはノリの養殖のほか、1年中食べられるマガキの養殖にも約2年半前から取り組んでいます。
杉本真吾さん:
「これは台風前の養生で(カキが入った)バスケットをいったん揚げて避難させています」
台風の接近に伴って朝から追われているのは、カキの養殖かごを陸揚げする作業。海が荒れてカキや養殖施設が被害を受けるのを防ぐためです。
出荷前のマガキが入った養殖かごの留め具を外して次々と船に引き上げ、この日に約300のかごを陸揚げしました。カキは海水を入れたタンクで保管し、台風が過ぎたあとに再び海に戻す予定です。
杉本さんは「今回(台風の)ど真ん中のコースになってる。被害が漁師にも少ないようになんとか通過してくれたらいいんだけど」と話していました。
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