2023年に静岡市葵区で発生した大規模な地滑りについて、市の対策委員会は8月27日、 県に業務を引き継ぎ調査や対策工事を検討してもらう方針を決めました。
静岡市葵区諸子沢では2023年8月の大雨で大規模な地滑りが発生し、土砂や流木が市道まで流れ出ました。
27日に開かれた市の対策委員会では「これまでに実施した土砂の撤去や流木対策の工事などがおおむね完了した」と報告されました。
ただ、現場では今も土砂の移動が確認されるなど工事に着手できていない場所もあることから、今後は業務を県に引き継いだ上で調査や対策工事を検討してもらう方針を決めました。
静岡市森林政策課・森智 係長:
雨ごとに地面が動いている状況なので、引き続き崩壊地の周辺から水抜き工事を進め 地滑りが起こらないようにしたい
また、市では地滑りの兆候を察知した場合には躊躇なく避難を呼びかける方針です。
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