旧統一教会への質問権の行使をめぐり、東京高裁は一審の決定を支持し、旧統一教会側に過料10万円の支払いを命じました。

旧統一教会は、質問権を行使した文部科学省から献金や財産の報告を求められましたが、回答を拒否したとして、東京地裁が2024年3月、田中富広会長に10万円の過料の支払いを命じました。

教団側はこの決定を不服として即時抗告していましたが、東京高裁は27日、即時抗告を棄却して一審の決定を支持し、過料10万円の支払いを命じました。

教団側はこれまで、「質問権の行使自体が違法」と争う姿勢を示し、東京地裁の決定について「誤りを正していく」との見解を発表していました。

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