JR北海道―函館線や室蘭線など一部区間で運転見合あわせ

 北海道の各地で大雨のため、交通に影響が出ています。

 JR北海道は8月27日6時25分、一部列車の運休と複数路線での運転見合わせを発表しました。

 運転を見合わせている区間は以下の通りです。

 ・函館線:新函館北斗~森間(上下線)
 ・室蘭線:長万部~苫小牧間(上下線)
      東室蘭~室蘭間(上下線)
 ・日高線:苫小牧~鵡川間(上下線)
 ・宗谷線:天塩中川~豊富間(上下線)

 運休となった列車は特急6本、普通列車8本の計14本に上ります。

 特急列車では、札幌発着の特急北斗や特急すずらん計6本が全区間運休となっています。

 普通列車では、日高線で3本、宗谷線で5本が運休しています。

 JR北海道は、今後の気象状況によっては、さらなる列車の運休や遅れが発生する可能性があると注意を呼びかけています。最新の運行状況については、JR北海道の公式サイトや駅での案内を確認してください。


8月28日明け方にかけて大雨や雷、突風に注意

 北海道内では、8月28日明け方にかけて大雨や雷、突風に注意が必要です。特に日本海側と太平洋側西部では、土砂災害や浸水、河川の増水に警戒してください。

 北海道では、前線の影響で大気の状態が非常に不安定となり、28日明け方にかけて大雨が続く見込みです。特に日本海側と太平洋側西部では、27日夕方まで低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒が必要です。また、道内各地で大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水にも十分注意してください。

 27日から28日にかけての予想される1時間降水量は、日本海側南部と太平洋側西部で50ミリ、その他の地域でも多い所で40ミリから30ミリの雨が降る見込みです。さらに、27日午前6時から28日午前6時までに予想される24時間降水量は、日本海側、太平洋側西部で最大120ミリ、オホーツク海側北部で100ミリとなっています。

 また、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうのおそれもあります。屋外での活動や農作物の管理には十分注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、速やかに安全な場所へ避難してください。

 引き続き最新の気象情報に注意し、安全対策を講じてください。

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