自宅で小学生の息子の顔などを殴ったほか肩などを蹴りケガをさせたとして、34歳の母親が逮捕されました。

 傷害の疑いで逮捕されたのは、北海道江別市の会社員の女(34)です。

 女は7月25日から26日にかけて数回に渡り、自宅で2人で同居する10歳未満の小学生の息子を殴ったり蹴ったりしてケガを負わせた疑いが持たれています。

 男児は頭や顔、胸部などを殴られているほか、肩や脚を蹴られるなど暴行を受けていて、全身に全治1週間から15日ほどのケガをしています。

 警察によりますと7月26日午前、男児自ら「きのうと今殴られた」などと110番通報し事件が発覚。

 男児は通報後に自宅の外で保護され、警察が捜査を進めて8月26日に女を逮捕しました。

 調べに女は「何回同じことを言っても聞いてくれず殴ったり蹴ったりした」などと容疑を認めています。

 親子間では6月にも揉め事に関して警察へ相談が寄せられていました。

 男児に過去にできたような顕著な傷は確認されていませんが、「いつも叩かれる」などと話していることから、警察は女が日常的に虐待していた可能性もあるとみて調べる方針です。

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