いじめや体罰、不登校、事故といった学校をめぐるトラブルに詳しい弁護士でつくる「学校事件・事故被害者全国弁護団」(代表・野口善国弁護士、杉浦ひとみ弁護士)は26日~9月1日、全国で電話相談を実施する。通話料は相談者負担で、相談は無料。
夏休みが終わる時期に子どもの自殺が増える傾向があるため、毎年8月下旬に電話相談を実施している。保護者だけでなく、子どもからの相談も受け付ける。学校問題に詳しい弁護士が対応する。
厚生労働省によると2023年、小中高校における児童・生徒の自殺者数は513人にのぼった。過去最多だった前年より1人減ったものの、依然として高い水準が続いている。
電話相談の窓口は全国9カ所に設置し、どの地域からでも相談を受け付ける。各窓口の開設日時や電話番号といった詳細は弁護団のホームページ(https://gakkou-jikenjiko.link/news/schedule/2024/502/)で確認できる。【上東麻子】
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。