強い台風10号は28日から29日にかけ県内に最も近づく予想です。県内は25日も大気の状態が不安定で、局地的な大雨に注意が必要です。

太平洋高気圧のふちを回って暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、県内は24日に引き続き大気の状態が不安定で局地的に大雨となったところもありました。

気象台によりますとこのあとも27日にかけてところにより雷を伴った非常に激しい雨が降る見通しで注意が必要です。

一方、強い台風10号は28日水曜に西日本に上陸する予想となっていて、県内には28日から29日にかけて最接近する見通しです。

こうした中、遠州三山風鈴まつりの会場の一つ、袋井市の法多山尊永寺では台風の風や雨による被害を防ごうと4000個の風鈴のうちおよそ700個を撤去する作業が行われました。

法多山尊永寺 広報担当・内山田真さん:山あいですので急な突風がありますと以前もかなり風鈴が割れたこともあるので、そういうことがないように一時的にちょっと早めですけど撤去を行っています

台風の接近で県内も大荒れの天気となる見込みで、気象台は最新の情報を確認するとともに早めの対策を呼びかけています。

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