24日の長野県内は夕方から激しい雨となり、JR篠ノ井線が約6時間運転を見合わせるなど週末の足が乱れました。

冠水した道路を水しぶきを上げて走る車。

24日の長野県内は夕方から各地で激しい雨となり、麻績村の聖高原では午後8時前に1時間降水量が観測史上1位を更新する72.5ミリに達しました。

JRは大糸線、篠ノ井線、飯田線、中央東線が相次いで運転を見合わせました。

このうち長野・松本間は、特急「しなの」2本を含む上下合わせて12本が運休または部分運休したほか、「しなの」3本を含む8本に最大6時間10分の遅れが出て約2600人の足に影響しました。

長野駅の利用者:
「ホームで運転再開を待っていたのですが雨風が吹き込んで来て。駅のコンコースにみんなで上がって来ました」

また、長野市の長野Uスタジアムで行われたサッカーJ3の長野パルセイロ対大宮アルディージャの試合は、0対0の後半30分過ぎに雷雨で中断されそのまま中止となりました。

25日も大気の不安定な状況は続き、長野県内では昼過ぎから夜遅くにかけて大雨となるところがあるでしょう。長野地方気象台は低い土地の浸水や河川の増水、土砂災害に十分注意するよう呼びかけています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。