市街地に出没したクマが駆除されたばかりの北海道名寄市で4月21日、国道でクマ1頭が目撃され、警察が警戒を続けています。

 クマが目撃されたのは名寄市風連町の国道40号で、21日午後10時ごろ「クマ1頭を追い抜いたと」車のドライバーから警察に通報がありました。

 警察によりますと、クマは体長約2メートルでドライバーは士別市方向から名寄市方向に走っていた際に目撃しました。

 付近は名寄市郊外の住宅が点在する地域で、最も近い住宅からは約300メートル離れています。

 名寄市では4月18日から19日にかけて、高校や住宅付近でクマの出没が相次ぎ、19日夕方には体長約1.35メートルのオスのクマ1頭が駆除されたばかりでした。

 今回の場所は目撃が相次いだ市街地とは離れた場所ですが、警察がパトカーで巡回するなど付近の警戒を行っています。

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