2024年3月に弟を殺害した疑いで逮捕されていた岩手県山田町の71歳の男性について、盛岡地方検察庁は犯行当時の刑事責任能力に問題があるとして、8月23日付けで不起訴処分としました。

不起訴処分となったのは山田町に住む71歳の無職の男性です。

この男性は2024年3月に自宅の敷地内で同居していた当時66歳の弟の首を両手で絞めて殺害した疑いで逮捕されていました。

男性は逮捕当時容疑を否認していました。

盛岡地検は刑事責任能力を調べる鑑定留置を2024年4月10日から4カ月余り行い、その結果犯行当時の刑事責任能力に問題があるとして男性を23日付けで不起訴処分としました。

その上で盛岡地検は23日、盛岡地方裁判所に対し、この男性について医療観察法に基づいて適切な医療を受けさせるよう申し立てをしたということです。

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