兵庫県知事のパワハラ疑惑で、百条委員会が実施した職員へのアンケートの中間報告が公表されました。

斎藤知事のパワハラなどの疑惑について、8月5日時点で県職員約4500人が百条委員会のアンケート調査に回答し、その結果が23日正午過ぎに中間報告として公開されました。

アンケートでは物品をねだったとされる項目で、「カニ、牡蠣、海苔についていただきものを全て知事が持ち帰った」、「40万円相当の革ジャンを知事がおねだり」などの記載がありました。

そして、パワハラの項目では「公用車内で知事が激怒し前方座席を蹴った」「お前はエレベーターのボタンも押せないのかと」と厳しく罵倒されたなどと書かれていました。

これらを受け、斎藤知事は「職員の皆さまの受け取りとの間にズレが生じていた。丁寧かつ積極的なコミュニケーションに取り組んでいく」と述べました。

百条委員会は、23日朝から疑惑を目撃したとされる職員など6人に対し非公開証人尋問を行っていて、疑惑に関する具体的な証言が出るか、注目されています。

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