長野県軽井沢町で静養中の上皇ご夫妻が、キャベツ畑を散策されました。

22日に軽井沢入りした上皇ご夫妻は午前10時ごろ、戦後、中国の旧満州、現在の中国東北部から引き揚げてきた人たちが開拓した大日向地区のキャベツ畑を訪問されました。

ご夫妻は新たな土地で苦労を重ねた住民に心を寄せ、皇太子時代からたびたび大日向地区に足を運ばれています。

22日は、太平洋戦争末期に学童疎開船「対馬丸」がアメリカ軍の潜水艦の攻撃を受け撃沈されてから80年にあたり、ご夫妻は軽井沢入り後、宿泊先で静かに過ごされていました。

滞在二日目の23日、ご夫妻は去年に続き、大日向地区を訪ね、しっかりと手を繋いでキャベツの生育状況を確認しながらゆっくりと畑を散策されました。

ご夫妻は29日まで軽井沢に滞在されます。

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