真夜中の畑で、1つ1つ収穫直前の野菜を品定め。
旬の野菜を盗み取っていく泥棒の姿をカメラが捉えました。

更にこの畑では、過去には別の泥棒による被害も。
相次いで野菜が盗まれていたのです。

被害に遭った野菜農家:
全然違う人間が現れた。堪忍袋の緒が切れる。

8月15日の未明、ナスを栽培する畑にキャップをかぶりネックレスを着けて現れた泥棒。
葉っぱをかき分け、1本1本その出来栄えを確認していますが、その手には、すでに抱えきれないほどの量のナスを持っていました。

その後、実ったナスを1つ1つじっくりと品定めすると、闇夜に姿を消していきました。

被害に遭った野菜農家:
本当に一言で言うと「ふざけるな!」って話。

実は野菜の盗難は、一度だけでなく別の泥棒による被害も。

7月14日、同じように深夜の畑に姿を現した泥棒。

すると、手当たり次第に実ったトマトをもぎ取り、次々と袋の中へと詰めていきます。

更に別の日にも現れ、トマトだけでなくキュウリも懐に入れ立ち去っていきました。

野菜が盗まれる被害は、確認できたものだけでも約2カ月の間に4回。
農家によると、今回現れた野菜泥棒は、これまでの泥棒とは違う特徴があるというのです。

被害に遭った野菜農家:
前は小さいモノを含めて無差別で盗まれていたが、(今回は)確実に食べ頃で、いま食べられるサイズだけ。

泥棒は収穫最盛期の“食べごろのナス”を狙っていたのではないかというのです。

更に、周辺の畑でも同様の被害があるといいます。

被害に遭った野菜農家:
泣き寝入りしている農家さんが非常に多い。

今後は防犯カメラの台数を増やすなど、更なる対策を講じるといいますが…。

被害に遭った野菜農家:
「うちの野菜をなんやと思ってるんや、お前らは!」っていう、ものすごい憤りが以前の比じゃないくらいブワっと湧き上がる。

警察は、野菜を盗んだ人物たちの行方について捜査を進めています。

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